シュークリームのルーツや歴史を簡単に解説します。
また、ふるさと納税返礼品のご当地シュークリームおすすめ3選も紹介!
当記事を読むと以下のことが分かります。
- シュークリームのルーツ・歴史
- 日本初のシュークリームは?
- 「シュークリーム」は日本だけ!?
- ふるさと納税返礼品のご当地シュークリーム3選
関連記事➟【バウムクーヘンのルーツ!日本初はどこ?贈り物に良い意味】
シュークリームのルーツ・歴史
シュークリームの語源はフランス語の「chou à la crème」(シュー・ア・ラ・クレーム)
chouはフランス語で葉野菜の意味があります。
生地を丸く絞り出して焼き、ふくらんだ形がキャベツに見えることから「chou(シュー)」と呼ばれるようになりました。
シュークリームは、この「シュー」と英語の「クリーム」を合わせた和製外来語なのです。
このシュー生地をフランスに持ち込んだのはイタリア・メディチ家のカトリーヌ・ド・メディシスのお抱え菓子職人ポプリーヌだという説が一般的だそうです。
1553年にカトリーヌ姫がフランス王家に嫁入りする時にポプリーヌを連れてきたんだって!
シュークリームのシュー生地のルーツは、フランスのドーナツ「ベーニェ・スフレ」であると言われています。
ベーニェ・スフレはシュー生地(バター、小麦粉、卵、塩、水を混ぜたもの)をリング状に絞り出して油で揚げたお菓子です。
ミスドのフレンチクルーラーみたいだね
フランスではシュー生地を使ったさまざまなお菓子が作られ、1760年にジャン・アヴィスという人物が現在のシュークリームの形を作ったとされています。
日本初のシュークリームは?
シュークリームが日本に伝わってきたのは江戸時代の末期です。
横浜で「横浜八十五番館」という菓子店を営んだフランス人のサミュエル・ピエールさんが日本で初めてシュークリームを販売しました。
1884年(明治17年)からは米津風月堂(現在の株式会社風月堂)でシュークリームの販売が始まりました。
一般家庭で食べられるようになったのは1955年(昭和30年)頃からで、冷蔵庫の普及が関係しています。
「シュークリーム」は日本だけ?
シュークリームは和製外来語なので、こう呼ぶのは日本だけです。
日本人が一般的だと思っている中にカスタードや生クリームが入ったシュークリームは、フランスでは「chou a l’ancienne」(シュー・ア・ランシエンヌ)と呼ばれます。
フランス語で昔風のシュー(クリーム)って意味なんだよ!
アメリカでは「cream puff」(クリーム・パフ)と言います。
日本でよく見かけるシンプルなシュークリームは、1990年代のフランスでは家庭で作るお菓子に位置づけられていて、お店で売っていることは少なかったそうです。
【おすすめ】ふるさと納税返礼品シュークリーム
ふるさと納税の返礼品としてGETできるご当地シュークリームおすすめ3選を紹介します。
ぼくのおすすめシュークリーム3選を紹介!
山形県上山市【かみのやまシュー】
人気ブランド米「つや姫」の米粉で作ったシュー生地とカスタードクリームを使用。
そこに北海道産生クリームを加えたもっちりとしたクリームが甘すぎなくて美味しい!
生地はサクサクとして香ばしく、冷凍で届くので解凍時間によって違う食感を楽しめます。
価格:3800円~ |
北海道別海町【BETSUKAI 濃厚シューアイス】
別海町産のクリームチーズを使って作ったチーズアイスのシュー。
アイスクリームの乳固形分20%と濃厚でクリーミーながら後味はスッキリとしています。
シューアイスなので冷凍庫から出してすぐ食べても美味しいですが、5分〜10分おいてアイスが柔らかい状態で食べると、より濃厚さが感じられます。
価格:3900円~ |
福井県坂井市【羽二重もっちりシュー】
福井県の名物「羽二重餅」のように伸びるもっちりとした薄皮のシューが特徴。
米粉を使用し香ばしく焼き上げたシュー生地にカスタードクリームがたっぷり!
モチモチ食感好きのかたにおすすめです。
価格:4800円~ |
まとめ
シュークリームのルーツ、歴史を簡単に紹介しました。
ふるさと納税の返礼品のご当地シュークリームも魅力的なものがたくさんありますね。