甘じょっぱいジューシーな油揚げに酢飯をつめたいなり寿司。
なぜいなり寿司には油揚げを使うのか?狐と関連付けたりするのか?気になることがたくさん!
当記事を読むと以下のことが分かります。
- いなり寿司のルーツ
- お稲荷さんと狐の関係
- 狐は油揚げを食べる?
いなり寿司のルーツ
いなり寿司は現在も日本中で食されている食べ物ですが、関東と関西で形が違う傾向があります。
ウェザーニュースが行った調査によると、東日本は俵型が圧倒的に多く、西日本は三角形が多いという結果になっていました。
引用:ウェザーニュース
なぜそうなったのか?ははっきり分かっていないそうです…。
・東日本の俵型
米俵に見立てていると言われ、濃口醤油で甘じょっぱく味付けされた油揚げに酢飯をつめたものが主流です。

酢飯にゴマや麻の実を混ぜこむこともあるね!
・西日本の三角形
キツネの耳に見立てていると言われ、淡口醤油で味付けされた薄揚げに五目ずしのような具沢山の酢飯が詰めてあります。

いなり寿司は江戸時代から日本で親しまれてきた食べ物です。
江戸時代後期の江戸、京都、大阪の三都の様子を記した「守貞謾稿」という書物に、いなり寿司が登場しています。
当時からリーズナブルで美味しいと庶民の間で人気があったようです。
当時は、商人が天秤棒に木桶などを取り付け、その中にいなり寿司を入れて担いで売り歩く「振売(ふりうり)」という方法で販売していました。
いなり寿司がいなり寿司と呼ばれる所以は「お稲荷さん(稲荷神社)と狐の関係」にルーツがあると言われています。
お稲荷さんと狐の関係
お稲荷さん(稲荷神社)といなり寿司の関係については諸説あります。
稲荷神社の神様は五穀豊穣の神様で、その使いが狐であるとされています。
狐は農業の害獣であるネズミを捕食してくれることから、農民にとってありがたい存在でもありました。
それで油で揚げたネズミを「油揚げ」と呼び、お稲荷さんにお供えするようになりました。
ネズミの「油揚げ」がいつしか大豆から作った現在の油揚げに変わったため、お稲荷さん→狐→油揚げという構図ができあがったということです。
その他、五穀豊穣の神様に米や麦、豆類などをお供えしていて、昔は油で揚げたものがごちそうだったから、大豆の加工品である油揚げがお供え品として選ばれたという説も。
さらには、いなり寿司の形が揚げたネズミに似ているからという説や、いなり寿司を米俵に見立ててお供えしたからという説もあるようです。
狐は油揚げを食べる?
野生のキツネは雑食です。


野ネズミや鳥、野ウサギ、果物、昆虫などを食べています
北海道札幌市のサイトによると、市街地に来るキツネは生ゴミや家庭菜園の野菜なども食べるということです。
キツネに限らず、アライグマやカラスなどもスイートコーンが大好きです。家庭菜園のスイートコーンは常に野生動物に狙われています。
引用:札幌市清田区役所ホームページ
好むかどうかはわかりませんが、油揚げも食べるかもしれませんね。
まとめ
いなり寿司のルーツや稲荷神社、きつねとの関係を調査しました。
お稲荷さん(稲荷神社)といなり寿司の関係については諸説あるようです。
それはいなり寿司がはるか昔から日本中で親しまれてきた証のようですね。
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